お仏壇の脇や別の場所に盆棚と経机を利用して設置する最も丁寧な飾り方です。
盆棚に竹笹飾りとお供え物を吊るし、より正式な盆飾りをしたい方におすすめです。
お盆のお供え物は、香・花・灯燭・浄水・飲食の5つの「五供(ごく)」を基本に飾ります。仏前灯は帰って来る故人やご先祖様をお迎えする位牌の横に対で飾りお盆の間、灯します。
三段盛はお盆の供物台のひとつで、積み団子や果物などをお供えする時に対で飾ります。盆棚の上にまこもを敷いてお供え物を置く蓮の葉、牛馬などを飾ります。
盆提灯は盆棚の脇に対(つい)で飾るのが基本です。初盆の時には普通の柄の入った盆提灯の他に、白無地の白い提灯(白紋天)を飾ります。柄の入った提灯は毎年飾りますが、白紋天は初盆が終わるときに処分します。
静岡県では、盆棚の後ろに竹笹を立てて野菜やほおずき、初物を吊るしてお供えします。
初盆は、ご近所・職場関係者・友人や親類など多くの方がお参りにみえます。
わざわざ足を運んでいただいた方々に礼を尽くすために、返礼品の準備は必須です。多少の余裕をもって準備しましょう。
やまきでご注文いただいた返礼品で余った分は返品を承ります。購入された店舗へお問い合わせください。
いただいたのがお供え物だけで食事をふるまったときには食事がお返しの代わりになりますので、お返しをしなくても失礼になりません。
郵送で届いたときにはお返しが必要です。香典をいただいたときにもお返しが必要です。
お供え物をいただいたときには同額ぐらいのものをお返しするのが基本です。値段がわからないときには3,000円ぐらいのものを選ぶのが無難です。
香典をいただいたときには”いただいた額の半額から1/3”にあたる金額の物をお返しする必要があります。
以下のような返礼品は避けましょう。
個人の好きだったものや線香、生花、ろうそく、水やお茶、仏飯の品物を贈ります。
最近ではご葬儀を簡素におこなうご家族も多くなりました。そのため、あとで訃報を知ることも多くなりました。あとから弔意をお伝えするために線香を差し上げるケースが増えています。
初盆など法事のお供えには御進物お線香セットやろうそくセットが最適です。
法要に出席できない、または遠方の場合にはお盆の1週間前から前日頃までに届くように発送するのが良いでしょう。
初盆のご家庭に気を使わせたくないという理由から、あえて配送にするケースも増えています。
郵送で届いたときにはお返しが必要です。香典をいただいたときにもお返しが必要です。
金額としては1,000円~3,000円ぐらいのものを選ぶのが無難です。